ベビーマッサージは赤ちゃんの眠りを深くし、食欲を増進し、肌を丈夫にし、親子の結びつきを強め、
スキンシップを深めると考えられています。
肌がふれあうことで、赤ちゃんはリラックスして喜びます。ママ、パパも赤ちゃんにやさしい気持ちになります。
あまり難しく考えすぎないで、赤ちゃんの顔を見て自然に話しかけたり笑ったりしながら、ベビーマッサージを通じて、
ふれ合うことを楽しんでみましょう。
- Q. 用意するものは？
- A. タオルとスキンケアオイルがあればOK。オイルはマッサージの摩擦を少なくするために使います。使うオイルは肌への刺激や赤ちゃんが口にすることを考えて、刺激が少なく安全性の高いものを選びましょう。
※アトピコ スキンケアオイルは、肌を保湿・保護するツバキ油（植物油）100%なので、赤ちゃんがなめても大丈夫です。
また、マッサージ後も拭き取る必要はありません。
- Q. いつ、何分くらいするの？
- A. 赤ちゃんとママ・パパがリラックスして楽しめるときなら基本的にいつでもOK。時間も特に決まっていませんが、一通りするのに10分くらいが目安になります。
順番はここに書いてあるとおりでなくても構いません。嫌がったら手を止めて、また今度にしましょう。
赤ちゃんと一緒にベビーマッサージを楽しみましょう
【準備】
1. 風邪を引かせないように部屋を暖めておきます。
2. バスタオルと予備のタオル、スキンケアオイルを揃えます。
【手順】
- 1. まずはじめに
- 赤ちゃんをはだかにしてバスタオルの上に寝かせるか、ひざの上に抱きます。
アトピコ スキンケアオイルを自分の手に取り、手全体がしっとりやわらかくなるまでたっぷり伸ばします。
- 2. 胸・腕
- 胸から肩あたりにかけて撫でます。
次に、片手で赤ちゃんの手を支えてもう一方の手で手首から肩にかけて上下に撫でます。心臓から遠いほうから近いほうに向かって撫でるような気持ちで。
- 3. おなか
- 赤ちゃんに向かって時計回り（右回り）でおなかを撫でます。気持ちがいいと赤ちゃんは静かにしています。
- 4. 足
- 腕と同じように片手で赤ちゃんの足首を支えて、もう一方の手で足首から付け根にかけて上下に撫でます。
心臓から遠い方から近いほうに向かって撫でるような気持ちで。
- 5. 背中
- 上下、上下とリズミカルに手のひら全体で撫でます。
- 6. 顔
- ほっぺを外側に向かってまるく撫でるようにします。
- 7. マッサージが終わったら
- 体についたアトピコ スキンケアオイルを伸ばして体になじませてから、服を着せます。
※アトピコは低刺激性スキンケアオイルなので、肌をしっとりすこやかに保ちます。
【ポイント】
- 指先だけでなく、手のひら全体で包み込むように。ゆっくりとやさしく撫でます。
- 手順はこのとおりでなくても構いません。赤ちゃんが喜ぶようにしてあげましょう。嫌がるときはやめます。
【赤ちゃんをはだかにしてみましょう】
生後2～3ヶ月になったら赤ちゃんを1日1回以上はだかにして自由に遊ばせてあげましょう。
赤ちゃんは、はだかが大好き、いきいきしてきます。はだかにしたら体の様子をよく見てみましょう。
少しこすれて赤くなっていたり、カサカサしていたり、ブツブツしていたり、いろいろでしょう。
カサカサしていたら保湿剤をつけ、気になる湿疹があればドクターに相談してみましょう。
赤ちゃんの肌はちょっとした刺激にもすばやく敏感に反応します。だから健康な肌にマッサージをすると、血行がよくなり、カサカサしていた肌もしっとりしてきれいに、丈夫になります。
（監修 小児科医 巷野 悟郎先生）
